雑踏警備員
ざっとうけいびいん
業界・職種
分類
- 大分類 : 警備・保安の職業
- 中分類 : 警備員
- 小分類 : 道路交通誘導員、雑踏警備員
概要
多数の人が集まる場所で群衆の安全を確保し、交通整理や緊急時対応を行う警備職。
詳細説明
雑踏警備員は、祭事やコンサート、スポーツイベント、商業施設など人が多数集まる場所で、手旗や発煙筒、無線機を用いて群集の流れを管理・誘導し、安全を維持する専門職です。交通整理や通行ルートの確保、不審者発見時の通報、簡易な応急手当なども担当します。屋外での立ち仕事が中心で、変化する状況に応じた迅速かつ冷静な判断力と、関係者との連携が求められます。
将来性
少子高齢化による人手不足やイベント需要の増加で求人は安定。AIカメラなど最新技術との連携や、上位資格取得によるキャリアアップで報酬向上が期待される。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
警備員(雑踏担当) → 班長(リーダー) → 警備主任 → 警備員指導教育責任者 → 支店管理職
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 変化への適応力 | 予期せぬ事態や環境変化に迅速に対応する必要があるため。 |
| 注意力・正確性 | 人や車両の動きを細かく観察し、安全を確保するため。 |
| コミュニケーション力 | 多くの人に明確に指示を伝える必要があるため。 |
| 体力・持続力 | 長時間の立ち仕事や屋外勤務が続くため。 |
| ストレス耐性 | 混雑や緊急時にも冷静に対応し続ける必要があるため。 |
| 協調性・チームワーク | 他の警備員やスタッフと連携し、業務を遂行するため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 型にはまった誘導業務が中心で創造性はそれほど必要ない。 |
| 数理・定量分析力 | 数理的分析はほとんど必要ない。 |
関連資格
- 2級警備業務検定(雑踏警備)
- 普通救命講習
- 警備員指導教育責任者
別名
- 群集整理員
- 雑踏整理員
関連職業
- 施設警備員
- 私服警備員
- 道路交通誘導員