財団法人役員(理事長、理事、監事)
ざいだんほうじんやくいん(りじちょう、りじ、かんじ)
業界・職種
分類
- 大分類 : 管理的職業
- 中分類 : 法人・団体役員
- 小分類 : その他の法人・団体役員
概要
財団法人の経営と運営を統括し、理事会の決定を実行するとともに、監事として業務・会計の監査を行う職務。
詳細説明
財団法人役員は、理事長・理事・監事からなる執行機関の構成員です。理事長は理事会の議長を務め対外的な代表権を持ち、組織の長期戦略や事業計画の策定・実行を主導します。理事は理事会での議決を通じて予算編成や事業運営を担い、組織のガバナンスを維持します。監事は業務執行や会計処理が法令・定款に適合しているかを監査し、理事会や評議員会に報告することで透明性と健全性を確保します。
将来性
社会課題の多様化・複雑化により、財団法人のガバナンス強化や専門性の高い役員ニーズが安定的に増加。DX対応やコンプライアンス重視が今後の重要テーマとなる。
性格特性
リーダーシップがある / 倫理観が高い / 判断力に優れている / 調整力がある / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
財団職員・事務局長 → 監事(非常勤) → 理事 → 副理事長 → 理事長
必須スキル
推奨スキル
コミュニケーションスキル(英語) / ステークホルダー管理 / ファンドレイジング / 法人税務 / 社会政策知識
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 法令遵守や会計監査で細部まで正確さが求められるため。 |
| コミュニケーション力 | 多様なステークホルダーと合意形成を図る必要があるため。 |
| 主体性・リーダーシップ | 組織の方向性を主導するリーダーシップが求められるため。 |
| 計画・組織能力 | 事業計画や運営体制を構築するため。 |
| 協調性・チームワーク | 理事会などで合意形成を図るため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主にデスク業務であり、身体的負担は少ない。 |
関連資格
- 中小企業診断士
- 公認会計士
- 司法書士
- 行政書士
別名
- 財団理事
- 財団理事長
- 財団監事
関連職業
- NPO法人役員
- 企業役員
- 社団法人理事