はまち養殖作業員

業界・職種

分類

大分類 : 農林漁業の職業
中分類 : 漁業の職業
小分類 : 水産養殖作業員

概要

はまちを対象に海上いけすや陸上養殖施設で飼育から収穫までの作業を行う職種。

詳細説明

はまち養殖作業員は、海上いけすや陸上閉鎖循環式設備でのはまち飼育に関わる業務を担当します。主な業務は、いけすやネットの点検・修繕、給餌作業、餌やり量の調整、水温・水質の測定と管理、魚群の健康状態観察、病魚の隔離・処理、収穫時の取り込み作業、出荷前検品や箱詰め、記録管理などです。気象・海況変動への対応や季節ごとの成長管理も重要で、チームで協力して効率的な生産を目指します。

将来性

国内水産養殖の技術革新や安全・安心志向の高まりにより安定した需要が見込まれる。ICTやオートメーションの導入が進むことで、高度技術者のニーズが増加する可能性がある。

性格特性

勤勉である / 協調性がある / 忍耐力がある / 観察力に優れている

労働スタイル

シフト / チーム勤務 / 季節変動 / 屋外作業

キャリアパス

養殖作業員（見習い） → はまち養殖作業員 → 養殖場管理者 → 水産養殖技術者 → 操業統括者 → 独立・起業（養殖業）

必須スキル

いけすネット点検修繕 / 収穫・出荷作業 / 水質管理 / 給餌作業

推奨スキル

フォークリフト運転 / 小型船舶操縦 / 機械保全 / 潜水作業

適性（得意であることが望ましい）

項目	説明
変化への適応力	天候や海況、水温変動に応じて柔軟に作業を調整するため。
注意力・正確性	水質や魚の健康状態の細かい変化を見逃さないため。
体力・持続力	体力を要する屋外作業が多く、長時間の立ち作業や重量物取り扱いがあるため。
問題解決力	病気や環境トラブル発生時に迅速な対策が不可欠なため。

適性（苦手でも可）

項目	説明
数理・定量分析力	基本的な量（水量、餌量など）の計測が主で高度な数理分析は必要ないため。

キーワード

いけすはまち水温水質給餌養殖