エックス線技師(医療を除く)
えっくすせんぎし
業界・職種
分類
- 大分類 : 研究・技術の職業
- 中分類 : その他の技術の職業
- 小分類 : 他に分類されない技術の職業
概要
工業製品や構造物などの内部にX線を照射し、非破壊で欠陥や異物を検出・評価する技術職。
詳細説明
エックス線技師(医療を除く)は、主に製造業や建設現場などで工業製品や配管、溶接部分の内部欠陥を検出する非破壊検査を担います。X線撮影装置の設置・調整・操作、撮影条件の最適化、取得した画像の解析とレポート作成、装置の保守・校正、安全管理手順の遵守などが主な業務です。作業環境では放射線防護管理台帳の管理や法令に基づく点検が必要となり、品質保証部門や設計部門と連携して問題の原因究明や改良提案を行います。
将来性
製造・建設分野での品質保証と安全基準強化に伴い安定的な需要が見込まれる。デジタル化や自動化技術の導入で画像解析技能の高度化が求められる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
エックス線検査員(見習い) → エックス線技師 → 品質管理スペシャリスト → 非破壊検査リーダー
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主に装置操作で重労働は少ないため。 |
関連資格
- X線作業主任者
- 非破壊検査技術者
別名
- 工業用エックス線技師
- 産業用エックス線検査技師
関連職業
- 品質管理技術者
- 放射線技師(医療)
- 非破壊検査技術者