エックス線写真撮影技師(医療)
えっくすせんしゃしんさつえいぎし
業界・職種
分類
- 大分類 : 医療・看護・保健の職業
- 中分類 : 医療技術者
- 小分類 : 診療放射線技師
概要
患者に対しX線を用いた撮影を行い、医師の診断に必要な画像を提供する医療技術職。
詳細説明
エックス線写真撮影技師は、医師の指示のもとX線撮影装置を操作し、骨折や疾患の診断に用いる画像を撮影する専門職です。撮影前の患者への説明や体位設定(ポジショニング)、線量計算、画像評価、機器の保守管理、被曝線量の管理などを行います。デジタルラジオグラフィ(DR)やPACSなどの画像情報システムを利用し、迅速かつ正確な画像提供が求められます。また、感染対策や医療安全を遵守し、患者の負担軽減と高品質な医療を支えます。
将来性
高齢化による画像診断ニーズの増加で需要は安定的に推移。デジタル化やAI診断支援の普及により高度な画像技術とITスキルが求められる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
新人診療放射線技師 → 専門領域技師(CT/MRI等) → 主任診療放射線技師 → 放射線部門リーダー → 医療技術管理者
必須スキル
推奨スキル
PACS運用 / デジタルラジオグラフィ / 救急対応 / 造影撮影技術
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 正確なポジショニングや線量管理でミスが許されないため。 |
| コミュニケーション力 | 患者への指示や医師・他スタッフとの連携で重要。 |
| 問題解決力 | 患者や装置の状態に合わせ最適な撮影条件を調整する必要があるため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 主に既存プロトコルに従う業務が中心のため。 |
関連資格
- 診療放射線技師免許
別名
- X線技師
- X線撮影技師
- レントゲン技師
関連職業
- 診療放射線技師(CT撮影)
- 診療放射線技師(MRI撮影)
- 診療放射線技師(放射線治療)
- 超音波検査技師