X線応用装置組立工

えっくすせんおうようそうちくみたてこう

業界・職種

エンジニアリング・製造

分類

概要

X線応用装置組立工は、医療や産業分野で使用されるX線装置の部品組立、調整、試験を行い、性能と安全性を確保する専門職です。

詳細説明

X線応用装置組立工は、X線撮影装置や非破壊検査装置などに用いられるX線発生装置の組立を専門とします。機械部品や電子部品を図面やマニュアルに基づき正確に組み付け、高電圧部の絶縁処理や真空封止などの工程を経て、動作試験や放射線漏洩検査を実施。最終的に性能検査と品質検査を行い、規格や安全基準を満たす製品を完成させます。また、製造ラインの改善や不具合対策にも携わることがあります。

将来性

医療機器や工業用非破壊検査装置の需要増加に伴い、精密組立技術者の安定的な需要が見込まれます。AIや自動化による生産効率化が進み、技能の高度化が求められるでしょう。

性格特性

コミュニケーション能力に優れている / 問題解決に粘り強い / 慎重で几帳面である / 責任感が強い

労働スタイル

クリーンルーム / チーム制 / 交代制 / 工場勤務 / 残業あり

キャリアパス

組立作業者 → 班長・リーダー → 品質管理担当 → 生産技術エンジニア → 装置設計技術者

必須スキル

はんだ付け / トルクレンチ締付け管理 / 機械図面読解 / 精密組立技術 / 電子回路基礎知識 / 高電圧装置取扱

推奨スキル

品質管理手法(QC) / 放射線安全管理 / 真空技術 / 英語技術文書読解

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 微細な部品の取り付けや安全性確保のため。
問題解決力 組立中や試験での不具合原因を特定し対策を講じるため。

関連資格

  • 第1種放射線取扱主任者
  • 第二種電気工事士

別名

  • X線装置組立工
  • エックス線応用装置組立工

関連職業

  • 医療機器組立工
  • 放射線装置保守技術者
  • 電子機器組立工

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