板葺屋根職

大分類: 建設・土木・電気工事の職業
中分類: 建設の職業（建設躯体工事の職業を除く）
小分類: 屋根ふき工

業界・職種

金属板や各種板材を加工し、屋根面を覆って防水性・耐候性を確保する専門職。

板葺屋根職は、金属製や木製の板材を用いて屋根面を覆う作業を行う。現場で寸法を測定し、材料を切断・折り曲げ加工し、はぜ式継手やシーリングで接合した上で棟包みや軒先などの雨仕舞処理を行う。下地材や防水シートの施工、足場設置などの安全管理も担い、高所での作業や天候の変化に対応しながら正確な施工を行う。

高齢化に伴う技能者不足により需要は安定している。改修工事や省エネ屋根材、太陽光パネル施工などに対応できる技能者が今後も求められる。

見習い職人 → 職人 → 棟梁・現場監督 → 施工管理技士 → 独立・事業主

項目	説明
変化への適応力	現場ごとに異なる屋根形状や天候に適応する必要があるため。
注意力・正確性	精密な加工とすき間のない継手が防水性を左右するため。
体力・持続力	資材の運搬や高所での長時間作業に体力が求められるため。
ストレス耐性	高所作業や天候変化によるリスク下で冷静さを保つ必要があるため。

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