鋳造用木型製造工
ちゅうぞうようもけいせいぞうこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品製造・加工処理工（金属製品・食料品等を除く）
- 小分類 : 木製品製造工
概要
鋳造用の木製型（木型）を図面に基づき設計・製作し、高精度な鋳造品の成形に貢献する専門職。
詳細説明
鋳造用木型製造工は、鋳造品の原型となる木製のパターン（木型）を製作する職種です。図面を読み取り、適切な木材を選定後、フライス盤や旋盤などの工作機械で荒加工し、ノミやヤスリで微調整・仕上げを行います。測定工具で寸法を検査し、研磨や塗装などを施して精度を確保します。CAD/CAMを使用した設計やNC加工機の操作も行い、鋳造工程と密接に連携して製品品質向上と効率化を図ります。
将来性
鋳造業の自動化・省人化が進む中でCAD/CAMスキルが求められる一方、熟練木型職人は依然として不足し、人材育成が課題となっている。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
見習い（アプレンティス） → 木型製造工 → 主任・チーフ → 技術指導者 → 製造管理職
必須スキル
図面読解（CAD） / 手工具および工作機械操作 / 木材加工技術 / 測定工具操作
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 寸法精度が製品品質に直結するため。 |
関連資格
- 技能検定 木型製作
別名
- 木型職人
- 木型製造工
関連職業
- 金型製造工
- 鋳造技術者
- 鋳造補助工