製箸工（木製）

大分類: 製造・修理・塗装・製図等の職業
中分類: 製品製造・加工処理工（金属製品・食料品等を除く）
小分類: 木製品製造工

業界・職種

木材を原料に箸を製造する職業。機械や手作業で木材を削り、研磨、塗装、検品、包装まで一連の工程を行う。

製箸工（木製）は、原木を箸状に切り出して切削機械や研磨機を用いて形を整え、塗装や乾燥、検品、包装まで一連の製造工程を担う。主に割り箸や高級箸のほか、箸先のデザイン加工などにも対応する。生産効率と品質を両立させるため、機械の操作・メンテナンスや衛生管理、材料管理など幅広い業務知識が求められる。

食品業界や飲食店の需要動向に左右されるが、国内生産の維持や環境配慮型素材の箸開発などにより一定の需要が見込まれる。一方、輸入割り箸との価格競争やプラスチック箸・マイ箸の普及により市場は緩やかに縮小する可能性がある。

製造作業員 → チームリーダー → 生産管理者 → 工場管理職

項目	説明
注意力・正確性	小さな欠陥やバリ残りを見逃すと品質に影響するため。

項目	説明
創造性・アイデア発想力	主に定型的な作業が多く、創造性はあまり求められないため。
数理・定量分析力	数量管理や長さ測定程度で高度な数理分析は不要。

切削割り箸包装塗装検品研磨箸加工