婦人相談員
ふじんそうだんいん
業界・職種
分類
- 大分類 : 福祉・介護の職業
- 中分類 : 福祉・介護の専門的職業
- 小分類 : 福祉相談・指導専門員
概要
DVや性暴力、子育て、貧困など女性特有の問題に関する相談を受け、支援計画の策定や関係機関との連携調整を行う専門職。
詳細説明
婦人相談員は女性相談窓口や女性センター、地方自治体の福祉部門で、DV(配偶者からの暴力)や性暴力、妊娠・出産、子育て、経済的困難など女性特有の問題に関する相談を受け付け、状況のアセスメントを行う。相談者への傾聴と助言を行い、必要な支援計画を作成。シェルターや医療機関、司法機関、福祉サービス事業者など関係機関と連携し、ワンストップで支援が提供できるよう調整する。緊急保護が必要な場合は保護命令申立てやシェルター入所手続きを支援し、長期的な自立支援やフォローアップにも携わる。
将来性
DV防止や女性支援政策の強化により相談窓口の需要は増加傾向。オンライン相談の普及や多言語対応が進み、業務領域が拡大する見込み。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
ジュニア相談員 → 婦人相談員 → 主任婦人相談員 → センター長 → 福祉部門管理職
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| コミュニケーション力 | 相談者の話を正確に聞き取り、信頼関係を構築するために必須。 |
| 問題解決力 | 複雑な問題を整理し、最適な支援策を導き出す必要があるため。 |
| ストレス耐性 | 相談内容が深刻なケースも多く、精神的負荷が高いため。 |
| 協調性・チームワーク | 他機関やチームと連携しながら支援を推進するため。 |
適性(苦手でも可)
関連資格
- 保健師
- 公認心理師
- 看護師
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 臨床心理士
別名
- 女性相談員
関連職業
- 児童相談員
- 生活相談員
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士