福祉事務所所長
ふくしじむしょしょちょう
業界・職種
分類
概要
地方自治体の福祉事務所を統括し、福祉サービスの計画・実施・評価、職員や予算の管理を行う管理職。
詳細説明
福祉事務所所長は、地方自治体の福祉事務所において、住民の福祉ニーズを把握し、サービスの計画・実施・評価を統括する管理職です。職員の人事・労務管理や予算編成・執行の監督、関係機関との連携調整、住民対応、施策の企画立案や評価を行い、地域福祉の質の向上を目指します。法令遵守や公正な行政運営が求められ、急増する高齢者や障害者の支援、子育て支援など多様な課題に対応します。
将来性
高齢化社会の進展に伴い地域福祉の需要が拡大し、マネジメント層の役割はさらに重要視される。ICTを活用した業務効率化や多様な住民ニーズへの対応が求められる。
性格特性
リーダーシップがある / 倫理観が高い / 協調性がある / 臨機応変に対応できる / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
ケースワーカー → 社会福祉主事 → 課長補佐 → 福祉課長 → 所長 → 部長・本部長
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 法令順守や予算実績に誤りがないように。 |
| コミュニケーション力 | 利用者や関係機関と調整・交渉するため。 |
| 主体性・リーダーシップ | 組織をリードし、自ら施策を推進するため。 |
| 計画・組織能力 | 事業計画や予算管理を行うため。 |
| 問題解決力 | 多様な福祉ニーズに対応するため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主に机上業務で体力負担は少ない。 |
関連資格
- 地方公務員上級職
- 社会福祉主事任用資格
関連職業
- ケースワーカー
- 地域包括支援センター所長
- 社会福祉主事
- 福祉課長