溶接ロボット運転工
ようせつロボットうんてんこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品製造・加工処理工(金属製品)
- 小分類 : 金属溶接・溶断工
概要
産業用溶接ロボットの操作・プログラミング・保守を行い、自動溶接ラインの安定稼働を支える技術職。
詳細説明
溶接ロボット運転工は、自動車や建機などの製造現場で使用される産業用溶接ロボットの操作・プログラミングを担う。ティーチングペンダントを用いてロボットの動作軌跡や溶接パラメータを設定し、溶接品質のモニタリングや調整を行う。ライン停止時にはトラブルシューティングや部品交換を実施し、生産効率と安全を維持する。新規導入機種や自動化技術の習得も求められる。
将来性
製造業の自動化・スマートファクトリー化の推進により、溶接ロボットの導入が拡大。専門技術者の需要は増加傾向にあり、AIやIoTを活用した高度なデータ分析・最適化スキルの習得がキャリアを左右する。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
ロボット操作員 → 溶接ロボットチーフオペレーター → メンテナンス技術者 → 生産技術エンジニア → 製造マネージャ
必須スキル
ロボットティーチング / ロボットプログラミング / 品質検査 / 安全管理 / 溶接パラメータ設定
推奨スキル
3DCAD(データ理解) / IoTデータ解析 / PLCプログラミング / メンテナンス技能
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 精密な位置決めと溶接品質管理が求められるため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 新機種導入や溶接技術のアップデートに対応する必要があるため。 |
| 問題解決力 | 異常発生時の原因究明と対策が重要なため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 定型作業が多く、新たな発想はあまり求められない。 |
関連資格
- アーク溶接特別教育
- ガス溶接技能講習
- 産業用ロボットプログラミング技能検定
別名
- ロボット溶接オペレーター
- 溶接ロボットオペレータ
- 自動溶接機オペレーター
関連職業
- メンテナンス技術者
- ロボット操作員
- 溶接工
- 溶接機オペレーター