水処理施設技術者
すいしょりしせつぎじゅつしゃ
業界・職種
分類
- 大分類 : 研究・技術の職業
- 中分類 : その他の技術の職業
- 小分類 : 他に分類されない技術の職業
概要
上下水道や工業用水処理プラントにおいて、水質を管理し、設備の運転・保守・改善を行う技術職。
詳細説明
水処理施設技術者は、浄水場や下水処理場、工業用水処理プラントなどで、原水の受水から放流水までの全工程を監視・運転・保守し、水質基準を満たす処理を実現する専門職です。分析機器を用いた水質試験や薬品注入、浄化槽・膜分離装置の運転、機器点検、トラブル発生時の緊急対応、データ記録、報告書作成、法規制への対応など多岐にわたる業務を担当します。最近では自動化・遠隔監視システムの導入や省エネルギー化、再生水利用技術などの新規技術習得が求められます。
将来性
環境保全や水資源管理の重要性が高まり、プラントの自動化・デジタル化が進展する中で、需要は安定的に推移し、IoTやAIを活用した最適化技術を持つ人材の価値が上昇すると考えられる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
オペレーター → シフトリーダー → プラントエンジニア → 施設管理責任者 → 環境コンサルタント
必須スキル
PLC・SCADA操作 / センサー校正 / プロセス制御装置の運転監視 / 化学薬品取扱(凝集剤・消毒剤) / 水質分析 / 水質関連法規知識
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 標準化されたプロセスに従うことが多いため。 |
関連資格
- 浄化槽管理士
- 環境計量士(水質)
- 給水装置工事主任技術者
別名
- 下水処理技術者
- 水処理技術者
- 浄水場技術者
関連職業
- プラントエンジニア
- 上下水道技術者
- 環境エンジニア
- 設備保全技術者