職業指導員（児童養護施設）
しょくぎょうしどういん（じどうようごしせつ）
業界・職種
分類
- 大分類 : 福祉・介護の職業
- 中分類 : 福祉・介護の専門的職業
- 小分類 : 児童福祉施設指導専門員
概要
児童養護施設に入所している子どもたちに対し、就労に向けた指導や職業準備支援を行い、自立へのプロセスをサポートする専門職。
詳細説明
職業指導員（児童養護施設）は、施設入所児童の個々の適性や興味を把握し、キャリア教育プログラムや職業体験を企画・実施するほか、履歴書作成や面接練習、就労先の紹介など実践的な就職支援を行う。施設職員や外部企業、教育機関と連携しながら、児童が社会で自立できるようライフスキルや社会性の向上も図る。就労後のフォローアップも行いながら、継続的な支援を提供する。
将来性
少子化や児童養護施設出身者の自立支援強化を背景に、専門的な職業指導員の需要は今後も高まると予想される。
性格特性
共感力がある / 忍耐力がある / 臨機応変に対応できる / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
職業指導補助員 → 職業指導員 → 上級職業指導員 → 施設長補佐 → 施設長
必須スキル
キャリアコンサルティング / ケースワーク / プログラム企画運営 / 調整能力（相談）
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 変化への適応力 | 児童の状況変化や予期せぬ事態に柔軟に対応する能力が求められるため。 |
| コミュニケーション力 | 子どもや関係者と信頼関係を構築し、適切に意思疎通を図る必要があるため。 |
| ストレス耐性 | 子どもの抱える問題やトラブル対応など、精神的ストレスに耐える必要があるため。 |
適性（苦手でも可）
関連資格
- キャリアコンサルタント
- 保育士
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
別名
- 児童就労支援指導員
- 児童養護施設職業指導員
関連職業
- ソーシャルワーカー
- 保育士
- 児童相談員
- 児童福祉司