獣医学研究者
じゅういがくけんきゅうしゃ
業界・職種
分類
概要
動物の疾病予防・診断・治療に関する基礎・応用研究やワクチン・薬品の開発、公衆衛生対策に取り組む研究職。
詳細説明
獣医学研究者は、動物の健康や疾病に関する基礎・応用研究を行います。研究室やフィールドで実験・観察を実施し、ウイルス学・細菌学・薬理学などの手法を用いてデータを収集・解析します。得られた知見をもとにワクチン開発や治療薬の設計、公衆衛生対策の提言を行い、学会発表や論文執筆を通じて成果を発信します。研究資金の獲得やプロジェクト管理、異分野研究者との共同研究なども担います。
将来性
人獣共通感染症や食品安全への関心の高まりにより需要は増加傾向。バイオテクノロジー技術の進歩でワクチンやバイオ医薬品開発分野で活躍の場が拡大すると見込まれる。
性格特性
協調性がある / 好奇心や探究心がある / 忍耐力がある / 慎重かつ緻密である
労働スタイル
キャリアパス
大学院生(修士・博士) → 研究員(企業・公的研究機関) → シニアリサーチャー → 研究グループリーダー → 教授/研究所所長
必須スキル
推奨スキル
バイオインフォマティクス / 動物行動学 / 医療安全管理(高度) / 研究助成金申請 / 英語論文読解
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 大量の実験データや統計結果を解析するため。 |
| 注意力・正確性 | 実験手順の小さな違いが結果に大きく影響するため。 |
| 主体性・リーダーシップ | 独自テーマを追求し主体的に研究を推進する必要があるため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 新たな研究手法や科学技術を継続的に習得する必要があるため。 |
| 計画・組織能力 | 実験計画や研究デザインを緻密に構築する必要があるため。 |
| 問題解決力 | 実験中のトラブルシューティングや仮説検証で重要となるため。 |
関連資格
- 博士(獣医学)
- 獣医師免許
別名
- 動物医学研究者
- 獣医研究者
関連職業
- 動物病理学者
- 動物行動学研究者
- 獣医師