ワクチン製造技術者(生産技術者を除く)
わくちんせいぞうぎじゅつしゃ(せいさんぎじゅつしゃをのぞく)
業界・職種
分類
概要
ワクチンの製造プロセス開発や品質保証に携わり、安全で有効な製品を市場供給する技術職。
詳細説明
ワクチン製造技術者(生産技術者を除く)は、研究所やパイロットプラントにおいて、ワクチン製造プロセスの開発・最適化を行う専門技術者です。主に細胞培養による抗原生成、抗原の抽出・精製、濃縮、アジュバント混合などの工程を設計・評価し、GMPに基づく文書作成やプロセスバリデーションを実施します。品質管理部門や製剤開発部門と連携し、製品の品質・安全性を確保しながら、mRNAワクチンやウイルスベクターワクチンなど新規ワクチン技術への対応も進めます。
将来性
感染症の脅威や公衆衛生への関心の高まり、さらにmRNA技術などの革新により、ワクチン製造技術者の需要は今後も安定的に増加すると見込まれます。国内外での製造拠点拡大や生産多様化が進むため、高度なプロセス開発能力や規制対応力を持つ人材の市場価値はさらに向上するでしょう。
性格特性
コミュニケーション能力に優れている / チャレンジ精神がある / 協調性がある / 問題解決志向がある / 注意力がある / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
アソシエイト研究員 → プロセス開発技術者 → シニアプロセス開発技術者 → プロセス開発リーダー → R&Dマネージャー → 技術部長
必須スキル
GMP文書管理 / タンパク質精製 / バイオリアクター管理 / プロセスバリデーション / 分析機器操作 / 無菌操作 / 細胞培養
推奨スキル
GMP内部監査 / mRNAワクチン製造 / アジュバント添加技術 / ウイルスベクターワクチン製造 / データ分析 / プロセス分析技術 / 品質管理資格 / 英語論文読解
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 製造プロセスの最適化やトラブルシューティングにおいて、詳細な論理的分析が求められるため。 |
| 注意力・正確性 | 品質・安全性を担保するため、微細な異常も見逃さない注意力が必須。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 新技術や規制基準の変化が速く、継続的学習が必要。 |
| 数理・定量分析力 | データ解析や配合比率計算など定量的処理が重要なため。 |
| 計画・組織能力 | 実験計画やプロセス開発の段階的スケジューリングが重要なため。 |
| 問題解決力 | 製造中の不具合や収率低下の原因を特定し改善策を講じる能力が求められるため。 |
| 協調性・チームワーク | 研究・品質管理・製造部門など多部署と連携が必要なため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主に研究所内での細胞培養・分析作業が中心で、重労働は少ないため。 |
関連資格
- GMP内部監査員
- QC検定(品質管理検定)
- バイオ技術者認定試験
別名
- バイオプロセス技術者
- ワクチンプロセス開発技術者
- ワクチン製造開発技術者
関連職業
- バイオプロセスエンジニア
- バイオ製剤研究員
- 品質管理技術者
- 製剤開発技術者