大学図書館司書

だいがくとしょかんししょ

業界・職種

教育・研修・語学

分類

概要

大学図書館で学術資料の収集・整理・管理から利用者支援、デジタルリソースの提供までを行い、研究・教育活動を情報面でサポートする専門職。

詳細説明

大学図書館司書は、大学図書館において、学術書籍や雑誌、電子リソースなどの収集・選定・購入、分類・目録作成(カタロギング)、資料保存や修復、OPAC管理、学術データベースの導入・運用などを担う。利用者に対し、文献探索や資料の利用方法を案内するレファレンスサービスや情報リテラシー講習を行い、教員や学生の研究・学習を支援する。近年はデジタルアーカイブやリポジトリの構築・運用、データ管理計画(DMP)のサポートなど、デジタル技術への対応も重要となっている。

将来性

大学図書館はデジタル化が進み、電子リソースやデータ管理の専門性が一層求められる。学術情報マネージャーやデジタルアーカイブの担当者など、ITスキルを有する司書の需要が増加する見込み。

性格特性

几帳面である / 協調性がある / 好奇心や探究心がある / 説明力がある

労働スタイル

オンサイト勤務 / フルタイム常勤 / 夜間 / 非常勤契約

キャリアパス

ジュニア司書 → シニア司書 → 専門職司書 → 副館長 → 館長

必須スキル

OPAC管理 / レファレンスサービス / 図書分類 / 学術データベース検索 / 資料保存修復

推奨スキル

デジタルアーカイブ技術 / プロジェクト管理 / メタデータ処理 / 英語論文読解

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 目録作成やメタデータ入力で誤りが許されないため。
コミュニケーション力 利用者の質問を正確に把握し、適切な情報を提供するため。
専門知識習得・学習意欲 電子リソースやデジタルツールの変化に対応するため。
計画・組織能力 コレクション開発やイベント運営には計画的な能力が求められるため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
体力・持続力 主にデスクワークで肉体的負担は少ない。

関連資格

  • 司書

別名

  • アカデミックライブラリアン
  • 大学図書館職員

関連職業

  • 公共図書館司書
  • 学校図書館司書
  • 情報アーキビスト

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