大学事務補佐員(研究室事務)
だいがくじむほさいん(けんきゅうしつじむ)
業界・職種
分類
- 大分類 : 事務的職業
- 中分類 : 一般事務・秘書・受付の職業
- 小分類 : 一般事務員
概要
大学の研究室において、研究活動を支えるための予算管理や備品発注、助成金申請のサポート、文書作成、各種調整などを行う事務職です。
詳細説明
大学事務補佐員(研究室事務)は、研究室における助成金申請や予算管理、備品・消耗品の発注、経費精算、研究成果の報告書・会議資料作成、会議やセミナーの準備運営、研究者や学生との連絡調整など、研究活動を支える多岐にわたる事務業務を担います。大学運営の仕組みや会計規則、研究助成制度に関する知識が求められ、関係者との円滑なコミュニケーション能力が重要です。
将来性
大学の研究支援体制強化の流れを受け、研究支援事務の専門性が高まるため、職種の需要は安定的に推移すると予想されます。研究管理システムやデジタルツールの導入が進むことで、ITスキルを持つ人材の価値が高まるでしょう。
性格特性
コミュニケーション能力に優れている / 丁寧で正確である / 協調性がある / 臨機応変に対応できる / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
大学事務補佐員 → 研究支援員 → 学術事務職 → 学部事務職員 → 大学事務課主任
必須スキル
オフィスソフト / コミュニケーションスキル(電話・メール対応) / データ入力 / 予算管理 / 備品管理 / 表計算
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 変化への適応力 | 研究現場の状況変化や急な依頼に柔軟に対応する必要があるため。 |
| 注意力・正確性 | 助成金申請や経費精算などで高い正確性が求められるため。 |
| コミュニケーション力 | 学内外の関係者と折衝し、正確な情報共有が必要なため。 |
| 計画・組織能力 | 研究プロジェクトのスケジュールや予算管理を計画的に行う必要があるため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | ルーティン的な事務作業が中心のため。 |
| 体力・持続力 | 主にデスクワークのため体力負荷は少ない。 |
関連資格
- MOS(Microsoft Office Specialist)
- 秘書検定2級
- 簿記検定3級
別名
- ラボ事務
- 研究室事務
- 研究支援事務
関連職業
- 受付
- 大学事務員
- 学術事務職
- 研究支援員
- 秘書