シックナー運転工(鉱山)
しっくなーうんてんこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 建設・土木・電気工事の職業
- 中分類 : 採掘の職業
- 小分類 : その他の採掘の職業
概要
シックナー運転工は、鉱石の選鉱工程において沈降槽(シックナー)を操作し、固液分離による濃縮液と廃水の分離排出を行う作業者。
詳細説明
シックナー運転工(鉱山)は、沈降槽のレベルや流量、薬品添加量を調整して固液分離を最適化する。日常的に計測機器で濃度や比重を監視し、ポンプやバルブの操作、点検・清掃を行う。トラブル時には原因を特定し、緊急停止や応急処置、安全措置を実施。生産効率と環境基準を両立させる役割を担う。
将来性
金属資源需要の安定化に伴い選鉱工程の自動化・遠隔化が進展。スキル向上やプロセス制御技術の習得は今後の市場価値を高める。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
運転工 → 主任運転工 → 運転工リーダー → 生産技術 → プラントエンジニア
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 濃度変動を見逃すと品質に影響するため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 作業手順は定型的なため、大きな創意工夫は少ない。 |
関連資格
- フォークリフト運転技能講習
- 酸素欠乏危険作業主任者
関連職業
- 掘削機オペレーター
- 粉砕機オペレーター
- 選鉱運転工