温熱療法指導員

おんねつりょうほうしどういん

業界・職種

医療・福祉

分類

概要

温熱療法指導員は、患者の状態に応じてホットパックや赤外線などの温熱機器を用い、安全かつ効果的な温熱刺激を計画・実施・管理する医療技術職。

詳細説明

温熱療法指導員は、医師の指示のもと、患者一人ひとりの症状や体調を評価し、適切な温度・時間設定の温熱機器(ホットパック、赤外線治療器、パラフィン浴装置、超音波温熱装置など)を選択・操作する。治療中は皮膚状態や自覚症状をモニタリングし、安全管理を徹底。また、患者や家族にセルフケア方法や禁忌事項を説明し、自宅での継続的なケアをサポートする。理学療法チームの一員として作業療法士や看護師と連携し、総合的なリハビリテーションプログラムに貢献する。

将来性

高齢化社会の進展に伴い慢性的な疼痛や機能障害の改善を目的とした温熱療法の需要が増加。リハビリテーションサービスの一環として安定的に拡大する見込み。

性格特性

丁寧で礼儀正しい / 思いやりがある / 責任感が強い

労働スタイル

クリニック勤務 / リハビリ施設勤務 / 病院勤務 / 訪問リハビリ

キャリアパス

新人理学療法士 → 温熱療法指導員 → リーダー・チーフセラピスト → リハビリテーション科マネージャー

必須スキル

患者モニタリング / 感染予防対策 / 温熱療法機器操作 / 皮膚循環器系の基礎知識

推奨スキル

リンパドレナージ / 患者教育 / 臨床解剖学 / 記録管理

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 適切な温度・時間管理が安全・効果に直結するため。
コミュニケーション力 患者に分かりやすく治療内容を説明し理解を得る必要があるため。
協調性・チームワーク 医師や理学療法士・看護師と連携して治療を進めるため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
数理・定量分析力 温度設定など簡易な数値管理が中心で高度な定量分析は不要。

関連資格

  • 理学療法士

関連職業

  • マッサージ師
  • 作業療法士
  • 理学療法士
  • 鍼灸師

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