寺番(僧侶(番僧)を除く)
てらばん(そうりょ(ばんそう)をのぞく)
業界・職種
分類
- 大分類 : サービスの職業
- 中分類 : 居住施設・ビル等の管理の職業
- 小分類 : その他の居住施設・ビル等の管理の職業
概要
寺院の施設管理や警備、巡回点検、開閉門業務など、僧侶業務を除いた寺院運営にかかわる管理業務を行う職業。
詳細説明
寺番は寺院の施設に常駐または交替で配置され、開門・閉門や施錠管理、建物・設備・仏具の点検・清掃、警備、参拝者対応などを行う。僧侶としての法要執行や儀式運営には携わらず、主に施設の安全と維持管理に従事する。状況に応じて簡単な報告書を作成し、寺院運営者へ報告する役割も担う。
将来性
寺院数は減少傾向にあるものの、外部委託による施設管理の需要は安定的に存在する。省人化システムやIoTによる遠隔監視の導入が進む可能性があるため、設備管理や警備の専門スキルを持つ人材の価値は高まる見込み。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
寺院施設管理スタッフ → 宿直員 → ビル管理員 → 警備員
必須スキル
推奨スキル
コミュニケーションスキル / 応急救命処置 / 簡易電気水道設備メンテナンス / 警備員資格
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | ルーチン業務が中心で発想力はあまり求められないため。 |
| 数理・定量分析力 | 定量分析業務はほとんどないため。 |
関連職業
- ビル管理員
- 宿直員
- 警備員