畳工

たたみこう

業界・職種

建築・土木・設備

分類

概要

イグサや建材を用いて畳を製作、修理、敷設する職種。

詳細説明

畳工は、住居や宿泊施設、寺社仏閣などの和室に用いられる畳を一貫して製作・施工・修理する職業です。現場での採寸から畳床(畳の芯材)の加工、畳表(イグサ)の貼り付け、畳縁の縫着、そして部屋への敷き込みまでを担当します。新築・リフォームの現場で作業するほか、古くなった畳の交換や補修も行い、伝統技術を活かした施工精度が求められます。

将来性

住宅の洋風化やマンション建設の増加で需要は減少傾向にあるが、伝統技術の継承・高級志向のリフォーム市場で一定の需要が続く。

性格特性

几帳面である / 手先が器用で細かい作業が得意 / 責任感が強い / 集中力が高い

労働スタイル

リフォーム会社 / 個人工房勤務 / 内装施工 / 旅館ホテル勤務

キャリアパス

見習い(弟子) → 職人(畳工) → 主任工 → 独立・開業

必須スキル

寸法測定 / 床材施工 / 縁付け技術 / 裁断技術

推奨スキル

工具メンテナンス / 木工 / 材料知識 / 顧客対応

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 細かな寸法や仕上がりの精度が品質に直結するため。
体力・持続力 重い資材を扱い、長時間にわたる作業が多いため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 定型的な工程が多く、独創性はあまり求められない。
ストレス耐性 納期や天候影響で作業が遅れやすく、急ぎの対応は少ない。

関連資格

  • 技能検定(畳製作)

別名

  • 畳職人

関連職業

  • 内装仕上げ工
  • 左官工
  • 建具工

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