硫黄採掘員
いおうさいくついん
業界・職種
分類
- 大分類 : 建設・土木・電気工事の職業
- 中分類 : 採掘の職業
- 小分類 : その他の採掘の職業
概要
火山地帯や硫黄鉱床から手作業で硫黄を採掘し、集積・運搬を行う肉体労働の職種。
詳細説明
硫黄採掘員は、主に火山地帯の硫黄鉱床でピッケルやノミ、シャベルを用いて硫黄を掘削し、塊状あるいは岩盤中から硫黄を切り出す作業を行います。採掘した硫黄は竹製のバスケットなどに詰め、急斜面の山道を下って集積場所まで運搬します。作業現場は高温で有毒な硫黄ガスが発生するため、マスクや防護具を着用し、安全や健康管理に細心の注意が必要です。極めて重労働であり、協力体制のもとで効率的かつ安全に作業を進めることが求められます。
将来性
硫黄の国内採掘は減少傾向にあり、観光地や海外の火山地帯など限定的な地域での需要にとどまる。安全性や代替素材の進化により採掘は減少。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
現場作業員 → 班長(チームリーダー) → 鉱山監督 → 採掘技術者 → 安全衛生管理者
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 標準的な採掘作業の繰り返しで創造的発想はほとんど求められない。 |
| 数理・定量分析力 | 数理分析はほとんど不要。 |
関連職業
- 石炭採掘員
- 金属鉱採掘員
- 鉱山技術者