小動物臨床獣医師
こどうぶつりんしょうじゅういし
業界・職種
分類
- 大分類 : 医療・看護・保健の職業
- 中分類 : 医師、歯科医師、獣医師、薬剤師
- 小分類 : 獣医師
概要
犬や猫などの小動物の診療・治療を行う医療専門職。
詳細説明
小動物臨床獣医師は、犬や猫などの伴侶動物の健康管理、病気の診断・治療、手術、緊急医療、予防医療（ワクチン接種や寄生虫予防）を行います。病歴聴取や身体検査、血液検査、超音波検査、レントゲン検査などを通じて診断し、麻酔管理のもとで外科手術や歯科処置を実施します。また、飼い主への説明やアドバイスを行い、継続的なフォローアップを担当します。最新の医療技術や獣医学の知見を習得しつつ、多職種チームと連携して動物のQOL向上を目指します。
将来性
ペットの高齢化や医療ニーズの多様化により需要は増加傾向。高度医療や専門医制度の整備、遠隔診療などの新サービス領域も拡大が見込まれる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
動物病院勤務獣医師（一般） → 副院長・院長 → 専門医資格取得（日本小動物医学会認定医など） → 大学や研究機関の教員・研究者 → 開業獣医師
必須スキル
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 小さな症状や検査結果の微妙な変化を見逃さないため。 |
| コミュニケーション力 | 飼い主と適切にコミュニケーションし、説明・相談を行うため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 最新の医療技術や知見を継続的に習得する必要があるため。 |
| 問題解決力 | 診断や治療方針の決定で複雑な判断が求められるため。 |
| ストレス耐性 | 緊急対応や感情的な飼い主への対応などストレスの多い環境に耐える必要があるため。 |
関連資格
- 獣医師免許
別名
- ペット獣医師
- 小動物クリニック獣医師
- 小動物獣医師
関連職業
- 動物病院看護師
- 大動物臨床獣医師
- 研究獣医師
- 野生動物獣医師