職業能力開発校指導員
しょくぎょうのうりょくかいはつこうしどういん
業界・職種
分類
概要
職業能力開発校で、職業に必要な技能や知識の習得を支援する講義や実習を行い、訓練計画の立案・評価を担当する教育専門職。
詳細説明
職業能力開発校指導員は、厚生労働省管轄の職業能力開発校(旧職業訓練校)において、受講生が業務に必要な技能や知識を身につけるための訓練プログラムを設計・実施・評価する。具体的には、企業のニーズを踏まえた訓練カリキュラムの作成、教材・実習設備の準備、講義および実技指導、安全管理、受講生の習熟度評価・フィードバック、キャリア相談などを行う。産業構造や技術の変化にあわせて指導内容を更新し、地元企業との連携を図ることも重要な役割である。
将来性
産業構造の変化や技能再教育の需要拡大により、専門分野の知識と指導力を併せ持つ指導員の需要は安定的に推移すると予測される。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
ジュニア指導員 → シニア指導員 → 主任指導員 → 科長・部長 → 研修企画マネージャ
必須スキル
推奨スキル
ITリテラシー / キャリアコンサルティング / チームマネジメント / 技術専門知識 / 教育工学
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 実習中の安全管理や細かな指導のため正確性が求められる。 |
| コミュニケーション力 | 多様な受講生や企業と円滑にコミュニケーションを図る必要があるため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 最新の技術や教材を取り入れ、指導内容を更新するため。 |
| 計画・組織能力 | 効果的な訓練プログラムを構築するために計画能力が必要。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 数理・定量分析力 | 複雑な数理分析よりも定性的な評価が中心のため。 |
関連資格
- 第一種職業訓練指導員
- 第二種職業訓練指導員
別名
- 職業訓練校講師
関連職業
- キャリアコンサルタント
- 学校教員
- 職業訓練指導員