試料分析工(金属材料)

しりょうぶんせきこう

業界・職種

エンジニアリング・製造

分類

概要

金属材料の試料を前処理し、化学成分や微細組織、物理的性質を各種分析装置で評価する技術職。

詳細説明

試料分析工(金属材料)は、製造工程や研究開発で得られた金属試料を採取し、研磨や切断、エッチング等の前処理を施したうえで、XRDやSEM、EDXなどの分析装置を用いて化学成分、結晶構造、微細組織、物理的特性を測定・解析します。取得したデータを統計的に処理し、JISやASTM等の規格適合性を評価するとともに、性能改善や不具合原因の究明に活用する報告書を作成します。さらに、分析手法や装置の最適化、定期的な校正・保守、品質保証部門や製造部門、研究開発部門との密な連携・調整も求められます。

将来性

製造業や研究開発での高精度分析需要や機能性材料の開発が進む中、金属材料試料分析技術者の求人は安定的に推移すると予想されます。AIや自動化技術を活用した高速分析システムの導入が進み、装置操作に加えてデータサイエンスの知見がさらに重要となるでしょう。

性格特性

好奇心や探究心がある / 慎重で几帳面である / 責任感が強い

労働スタイル

オンサイト勤務 / シフト / 受託分析 / 自社ラボ勤務

キャリアパス

試料分析技術者(ジュニア) → 試料分析技術者(シニア) → ラボスーパーバイザー → 品質管理責任者 → 材料開発エンジニア

必須スキル

X線装置(分析) / データ解析 / 化学成分分析 / 物性試験 / 表面分析 / 試料前処理 / 走査型電子顕微鏡操作

推奨スキル

EBSD / レーザー顕微鏡 / 統計解析ソフト / 英語文献読解 / 顕微鏡操作

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
分析・論理的思考力 材料特性や測定データの解析に必要。
注意力・正確性 試料準備やデータ取得で高精度が求められるため。
専門知識習得・学習意欲 新技術や装置の習得が求められるため。
数理・定量分析力 統計的処理や定量分析に必要。
問題解決力 異常値の原因究明や分析手法の改良で必要。

適性(苦手でも可)

項目 説明
体力・持続力 主に実験室内作業で重労働は少ない。

関連資格

  • 化学分析士
  • 危険物取扱者(乙種第4類)

関連職業

  • 品質管理担当者
  • 金属材料検査工
  • 非破壊検査技術者

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