船舶機関ぎ装工
せんぱくきかんぎそうこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 機械組立工
- 小分類 : 輸送用機械器具組立工（自動車を除く）
概要
船舶の機関室でエンジン補機類の配管や計器類を組み付け、据付・調整・試験を行う専門職。
詳細説明
船舶機関ぎ装工は、船舶のディーゼルエンジンや補機類において、計器・弁・配管系統の組み付け、据付、調整、機密試験を行う職種です。技術図面を読み取り、部品選定やパイプ曲げ、溶接、トルク管理など多様な作業を実施します。作業後には漏れ検査や機能試験を行い、安全性と船舶運航の信頼性を確保します。造船所や修理工場のほか、船上でのメンテナンス業務にも従事する場合があります。
将来性
国内外の造船・海運業の回復に伴い需要は安定。自動化・省力化技術が進む中で高度技能者のニーズが高まる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
見習い・研修工 → 船舶機関ぎ装工 → 主任 → 監督者 → 船舶整備士 → 技術指導員
必須スキル
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 規定に沿った作業が中心で創造性はそれほど求められない。 |
| 数理・定量分析力 | 高度な計算は少なく、数値読み取りが中心。 |
関連資格
- ガス溶接技能講習
- 第三種ボイラー技士
関連職業
- 機械組立工
- 機関工
- 船舶整備工