船舶事務員
せんぱくじむいん
業界・職種
分類
- 大分類 : 事務的職業
- 中分類 : その他の総務等事務の職業
- 小分類 : 他に分類されない総務等事務の職業
概要
船舶の運航や貨物輸送に関する事務手続きを行う職種。書類作成や関係者との調整、運賃計算などを担当する。
詳細説明
船舶事務員は、船会社や海運代理店、フォワーダーなどに勤務し、貨物の輸送に必要な各種書類(B/L、インボイス、パッキングリストなど)の作成・チェックや関係当事者(荷主、船社、通関士、港湾関係者など)との連絡調整を行います。また運賃や手数料の計算、スケジュール管理、海上保険の手続きサポートなども担い、輸出入業務を円滑に進めるために欠かせない役割を果たします。
将来性
グローバル化や物流の効率化に伴い、専門的な知識を持つ船舶事務員の需要は安定。デジタル化の進展でITスキルとの融合が求められる。
性格特性
コミュニケーション能力に優れている / 几帳面である / 調整力がある / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
船舶事務員(ジュニア) → 船舶事務長 → 物流管理者 → 海運会社の営業 → 船社管理職
必須スキル
オフィスソフト / コミュニケーションスキル(メール・電話) / スケジュール管理 / 英文読解 / 運賃計算知識
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 書類の誤りが大きなトラブルにつながるため。 |
| コミュニケーション力 | 多くの関係者と連絡調整を行うため。 |
| 計画・組織能力 | 船員や貨物のスケジュール調整が必要なため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 定型業務が多く、創造的発想はあまり求められない。 |
| 体力・持続力 | ほとんどデスクワークのため体力負荷は少ない。 |
別名
- 船舶事務担当者
- 船舶物流事務員
関連職業
- フォワーディング事務
- 海運業務管理者
- 通関士