心理カウンセラー(個人事業主)
しんりかうんせらー(こじんじぎょうぬし)
業界・職種
分類
- 大分類 : 法務・経営・文化芸術等の専門的職業
- 中分類 : 図書館司書、学芸員、カウンセラー(医療・福祉施設を除く)
- 小分類 : カウンセラー(医療・福祉施設を除く)
概要
クライアントの心の悩みやストレスに関する相談に応じ、心理学的知見とカウンセリング技法を用いて支援する専門職。個人事業主として独立し、対面やオンラインでサービスを提供する。
詳細説明
心理カウンセラー(個人事業主)は、心理学的知見を基にクライアントの心の問題を傾聴し、対話を通じて心理的なサポートや問題解決の支援を行う専門職です。個人事業主として開業するため、顧客対応だけでなく、集客、契約管理、料金設定、会計処理などの業務のほか、プライバシー保護や倫理規定の遵守が求められます。オンラインカウンセリングのほか、企業向けメンタルヘルス支援やワークショップ開催など多様なサービスを展開することが可能です。
将来性
ストレス社会の進行やメンタルヘルスへの関心の高まりにより、個人カウンセラーの需要は増加傾向。オンライン化や企業内支援のニーズ拡大に伴い、多様なサービス展開が期待される。
性格特性
共感力がある / 臨機応変に対応できる / 自己管理能力がある / 誠実で信頼される
労働スタイル
オンラインカウンセリング / レンタルスペース利用 / 個人事業 / 兼業可 / 業務委託
キャリアパス
企業内カウンセラー → 心理相談センター職員 → 個人開業(心理カウンセラー) → 研修講師・スーパーバイザー → メンタルヘルスコンサルタント
必須スキル
セッションプランニング / ラポール形成 / 傾聴スキル / 心理学倫理 / 質問応答技法
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| コミュニケーション力 | クライアントとの信頼関係を築くために高い対話力が不可欠。 |
| 主体性・リーダーシップ | 営業や業務運営を自ら積極的に推進する必要があるため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 最新の心理学理論や技法を継続的に学ぶ必要があるため。 |
| ストレス耐性 | クライアントの重い悩みに対応するため心情的負担が大きい。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主に座って行う業務が中心で体力負荷は少ない。 |
| 協調性・チームワーク | 個人事業主として単独で業務を行う場面が多いため。 |
関連資格
- 公認心理師
- 産業カウンセラー
- 臨床心理士
別名
- セラピスト
- メンタルカウンセラー
- 心理相談員
関連職業
- キャリアコンサルタント
- 精神保健福祉士
- 臨床心理士