支部長（労働組合）

しぶちょう（ろうどうくみあい）

業界・職種

公務・法律・行政

分類

概要

労働組合の支部における組合員の利益を守るため、組織運営や労使交渉を統括する管理職。

詳細説明

支部長は、労働組合の一支部を代表し、組合員の意見を集約して労働条件や賃金に関する要求を策定・交渉します。支部会議の企画・運営、議事進行、要求事項の取りまとめ、団体交渉の準備と実施、ストライキ等の労働行動の指揮、組合員への情報提供や相談対応などを担います。労働法や団体交渉の知識、組織運営能力、交渉力が求められます。

将来性

働き方改革や多様な雇用形態の普及で労使交渉の対象が拡大し、デジタルでの組織運営能力がますます重要になる。

性格特性

共感力がある / 忍耐力がある / 積極性がある / 誠実である

労働スタイル

オフィスワーク / 会議中心 / 訪問交渉

キャリアパス

組合員 → 支部役員 → 支部長 → 地域役員 → 中央執行委員

必須スキル

交渉力 / 会議運営スキル / 労働法知識 / 組織管理

推奨スキル

ADR / ファシリテーション / プレゼンテーション / リーダーシップ

適性（得意であることが望ましい）

項目 説明
コミュニケーション力 組合員や使用者との交渉で高いコミュニケーション力が必須。
主体性・リーダーシップ 支部を牽引するリーダーシップが求められる。
計画・組織能力 交渉戦略や会議運営の計画策定能力が重要。
問題解決力 労使間の対立解消に向けた問題解決力が求められる。
ストレス耐性 交渉や組合員対応でのプレッシャーに耐える能力が必要。
協調性・チームワーク 組合員と協働し支持をまとめる協調性が必要。

適性（苦手でも可）

項目 説明
体力・持続力 主にオフィスワークで大きな体力は不要。

別名

  • 労働組合支部責任者
  • 支部委員長

関連職業

  • 労働組合役員
  • 書記長
  • 組合委員長

タグ

ストライキ 労使交渉 労働組合 組織運営

キーワード

交渉 労働協約 組合員管理 賃金交渉