シーラー工(建築塗装:下地塗り)
しーらーこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 生産関連の職業(塗装・製図を含む)
- 小分類 : 建築塗装工
概要
建築物の塗装工事において下地にシーラー(プライマー)を塗布し、仕上げ塗装の密着性と耐久性を高める専門職。
詳細説明
シーラー工は建築塗装作業の一環として、コンクリートやモルタル、既存塗膜などの下地にシーラー(プライマー)を均一に塗布し、仕上げ塗装の密着性を確保する役割を担います。表面のケレン、清掃、養生などを行ったうえで、刷毛・ローラー・吹付けなどの手法で材料を塗布し、適切な乾燥管理を行います。塗料の種類や使用環境に応じた材料選定と施工条件の調整が求められます。
将来性
建築需要の安定に伴い下地塗装の需要は継続見込まれる一方、職人の高齢化による人手不足が課題。効率化や自動化技術への対応が将来の鍵となる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
見習い塗装工 → シーラー工(下地担当) → 仕上げ塗装工 → 塗装職長 → 塗装技能士(1級)
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 既存の作業手順に沿って正確に施工するため創造性はあまり必要ない。 |
| 数理・定量分析力 | 配合や数量計算はあるが高度な数理分析は不要。 |
関連資格
- 有機溶剤作業主任者
- 職長・安全衛生責任者
別名
- 下地塗装工
関連職業
- 仕上げ塗装工
- 吹付塗装工
- 塗装工
- 建築塗装職人