サウンドエフェクト係(映画、演劇、音楽、放送)
さうんどえふぇくとがかり(えいが、えんげき、おんがく、ほうそう)
業界・職種
分類
- 大分類 : 法務・経営・文化芸術等の専門的職業
- 中分類 : その他の法務・経営・文化芸術等の専門的職業
- 小分類 : 他に分類されない法務・経営・文化芸術等の専門的職業
概要
映画・演劇・音楽・放送などのメディア作品において、効果音の企画・制作・編集・ミキシングを行い、作品の演出を高める専門職。
詳細説明
サウンドエフェクト係は、映像や舞台、音楽、放送番組などの各種メディア作品において必要な効果音を制作する職種です。フィールド録音やフォーリー(擬音)撮影、既存ライブラリからの素材選定、デジタル編集、エフェクト処理、ミキシングを通じて、作品のリアリティや演出効果を高めます。制作スタッフや監督、音響監督と密に連携しながら、時間的制約や予算内で高品質なサウンドデザインを実現。最新のDAWソフトウェアやプラグイン、サラウンド・立体音響技術、ゲームオーディオ技術なども活用し、多様なプラットフォームに対応します。
将来性
VR/ARやゲーム領域、ストリーミング配信の増加に伴い高品質なサウンドデザインへの需要が拡大し、立体音響やインタラクティブオーディオ分野での専門性が求められる。
性格特性
創造的である / 協調性がある / 細部へのこだわりがある / 聴覚が鋭い
労働スタイル
キャリアパス
アシスタントサウンドエフェクト係 → サウンドエフェクト係 → シニアサウンドデザイナー → サウンドディレクター → フリーランスサウンドデザイナー
必須スキル
DAW操作 / フィールドレコーディング / ミキシング・マスタリング / 音声編集 / 音楽データベース管理
推奨スキル
ゲームオーディオ設計 / プラグイン活用 / プログラミング(音響) / 立体音響技術
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 音のタイミングや質感の微調整による精度が求められるため。 |
| 創造性・アイデア発想力 | 効果音を創造し、演出意図を音で具現化するため。 |
適性(苦手でも可)
関連資格
- Pro Tools認定資格
- 音響技術検定
別名
- SFXオペレーター
- サウンドデザイナー
- 音響効果技師
関連職業
- サウンドデザイナー
- フォーリーアーティスト
- ミキサー
- 音響エンジニア
- 音響オペレーター