採石大割作業者

さいせきだいわりさぎょうしゃ

業界・職種

建築・土木・設備

分類

概要

採石場で大きな石塊を孔開けや楔打ち、場合によっては爆破を用いて分割し、建築資材用の原石を製造する職種。

詳細説明

採石大割作業者は、採石場において大きな岩石を取り扱い、ボーリングドリルで孔をあけた後、楔(ウェッジ)や爆破装薬を用いて石を分割します。割石後は重機やクレーンで原石を搬出し、品質確認や整形作業を行います。安全衛生管理や機械の点検・整備を適切に実施し、チームで協働しながら作業を進めます。

将来性

インフラ整備や建築資材需要に伴い安定的な求人が見込まれる。一方、機械化・自動化の進展で省力化が進むが、高度な安全管理能力を持つ作業者の需要は引き続き高い。

性格特性

協調性がある / 忍耐力がある / 慎重さがある / 責任感が強い

労働スタイル

シフト / チーム作業 / 屋外作業 / 重機操作

キャリアパス

ジュニア採石作業員 → 採石大割作業者 → 採石現場監督 → 安全衛生管理者 → 鉱山技術者

必須スキル

ウェッジ法切断 / ボーリングドリル操作 / 安全衛生管理 / 爆破装薬取り扱い / 重機操作

推奨スキル

岩石と亀裂特性の知識 / 応急処置 / 測量・計測機器操作 / 重機メンテナンス

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 安全確保と正確な切断のため。
体力・持続力 重量物の取扱いや長時間の屋外作業に耐える体力が必要。
ストレス耐性 危険作業を伴い、常に高い安全意識が求められる。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 定型的な手順に従う作業が中心で、高度な創造性はそれほど要求されない。

関連資格

  • フォークリフト運転技能講習
  • 小型移動式クレーン運転技能講習
  • 玉掛け技能講習

別名

  • 大割り作業者
  • 石切り作業者

関連職業

  • 採石作業者
  • 採石機械作業者
  • 鉱山技術者

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