殺虫剤製造設備オペレーター
さっちゅうざいせいぞうせつびオペレーター
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 生産設備オペレーター(金属製品・食料品等を除く)
- 小分類 : 化学製品生産設備オペレーター
概要
殺虫剤の製造ラインで、原料の調合から充填・包装までの設備操作・監視・保守を行い、製品品質と安全性を確保する職種。
詳細説明
殺虫剤製造設備オペレーターは、反応釜や混合槽、充填機などの生産設備を操作し、原料投入、温度・圧力管理、撹拌、濾過、充填・包装といった一連のプロセスを監視します。定められた手順に従い、設備点検や保守、簡易的なトラブルシューティングを行いながら、安全衛生基準や環境規制を遵守しつつ、安定的な生産を維持します。品質管理部門と連携し、pHや濁度などの品質検査を実施し、記録を管理します。3交替制のシフト勤務で、重量物の取り扱いや設備清掃など体力も求められます。
将来性
環境規制の強化や安全・品質重視の流れにより、製造プロセスの自動化・デジタル化が進む。オペレーターには計装管理やデータ分析のスキルが一層求められる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
オペレーター(入門) → シニアオペレーター → 生産技術 → 製造ラインリーダー → 工場管理者
必須スキル
推奨スキル
PLC/DCS制御の基礎知識 / フォークリフト運転 / 品質管理手法(QC) / 安全衛生・環境規制の知識 / 計測機器の取扱い
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 定型作業が多く、新規性の高いアイデア発想は少ないため |
| 主体性・リーダーシップ | 指示・手順に従う作業が中心で、自主的な提案は限定的なため |
関連資格
- フォークリフト運転技能講習
- 危険物取扱者(乙種第4類)
別名
- 殺虫剤生産オペレーター
- 農薬製造オペレーター
- 農薬製造設備オペレーター
関連職業
- プロセスエンジニア
- 化学製品生産設備オペレーター
- 品質管理検査員
- 農薬製造技術者