記録媒体製造工
きろくばいたいせいぞうこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 機械組立工
- 小分類 : 他の電気機械器具組立工
概要
磁気ディスクや光ディスクなどデータ記録媒体を製造ラインで生産し、検査・梱包まで行う職種。
詳細説明
記録媒体製造工は、磁気ディスクや光ディスク、テープといった各種データ記録媒体をクリーンルーム環境下で製造する作業者です。コーティングや成膜装置の操作、外観・機能検査、梱包までの一連のライン作業を担い、不良率低減と生産効率向上が求められます。機械の保守点検や品質データの記録、報告も行い、工程管理者や品質保証部門と連携して製造プロセスの改善に参加することもあります。
将来性
デジタル化の進展で物理的記録メディアの需要は減少傾向。一方、産業用特殊記録媒体や高付加価値製品、製造プロセスの自動化・省人化技術導入に伴い、専門技能者の需要は一定程度残る見込み。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
オペレーター → 班長・リーダー → 工程管理技術者 → 製造技術者 → 工場管理者
必須スキル
推奨スキル
品質管理手法(5S、QC) / 英語基礎 / 設備保全
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 標準作業手順に従うため創造性は低い。 |
| 主体性・リーダーシップ | マニュアルに従って作業することが中心で主体性は求められにくい。 |
| 数理・定量分析力 | 複雑な計算は少ないため数理スキルは低め。 |
| 計画・組織能力 | 自己で工程を企画する機会は少ない。 |
関連資格
- フォークリフト運転技能講習
- 品質管理検定
別名
- 光ディスク製造工
- 磁気ディスク製造工
- 記録メディア製造工
関連職業
- プリント基板製造工
- 光電子機器組立工
- 半導体製造オペレーター
- 電子部品組立工