筏作業者(山元)

いかださぎょうしゃ(やまもと)

業界・職種

農林水産・環境

分類

概要

川を利用して木材を筏に組み、下流まで運搬する伝統的な林業作業者。

詳細説明

筏作業者(山元)は、伐採された丸太をロープで組み合わせて筏を作り、河川を利用して下流の集積場まで木材を搬送する専門職です。作業は川岸や川上で行われ、筏の組立技術やロープワーク、丸太のバランス調整をチームで協力して実施します。天候や水位変動に応じた判断が求められ、流されるリスクを抑えるために綿密な安全管理とコミュニケーションが欠かせません。冷水や強風下での長時間作業があり、体力と忍耐力が必須です。伝統技術の継承や地域資源の活用としての役割も担っています。

将来性

担い手不足が続く一方で、伝統技術の継承や地域活性化の観点から一定の需要が維持されると予想される。

性格特性

体力がある / 協調性がある / 忍耐力がある / 注意力がある

労働スタイル

季節 / 屋外作業 / 山間部勤務

キャリアパス

筏作業助手 → 筏作業者(山元) → 山元班長 → 林業事業体の管理者

必須スキル

ロープワーク / 安全作業手順の理解 / 水上運搬 / 筏組み技術

推奨スキル

応急救命処置 / 防水防寒装備の使用

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
変化への適応力 天候や川の状況の変化に対応する必要があるため。
体力・持続力 長時間の重労働や寒冷・水上での作業があるため。
ストレス耐性 水上作業や重労働時の緊張感が高いため。
協調性・チームワーク 複数人で安全に筏を運搬するために協調が不可欠。

適性(苦手でも可)

項目 説明
分析・論理的思考力 複雑な分析が少ないため。
創造性・アイデア発想力 創造的なアイデア発想は少ないため。
数理・定量分析力 計算や定量分析はほとんど不要なため。

関連職業

  • 伐木作業者
  • 林業機械オペレーター
  • 造材作業者
  • 集材作業者

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