出版物企画員
しゅっぱんぶつきかくいん
業界・職種
分類
- 大分類 : 事務的職業
- 中分類 : 総務・人事・企画事務の職業
- 小分類 : 企画・調査事務員
概要
出版物企画員は、書籍や雑誌などの出版物について、企画立案から制作、販売戦略までを担当する職種。
詳細説明
出版物企画員は、市場調査や読者分析をもとに、書籍や雑誌などの出版物の企画立案を行います。テーマ設定から企画書作成、著者や編集者との調整、表紙や本文のデザインディレクション、原価計算、版権交渉など多岐にわたる業務を担当します。また、販促戦略や販売部数の予測、宣伝・プロモーション施策の立案・実行も行い、出版物の収益最大化を図ります。プロジェクトの進行管理やスケジュール調整、予算管理を行い、社内外の関係者と協働して企画を形にします。
将来性
デジタル化や電子書籍の普及で市場の変化が激しい一方、コンテンツの差別化を図る企画力の需要は高まっている。AI活用による市場分析やデジタルマーケティングスキルが重要になる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
アシスタント企画員 → 出版物企画員 → シニア企画担当 → 編集長補佐 → 編集長・プロデューサー
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 市場や読者データを論理的に分析する力が必要。 |
| 注意力・正確性 | 版面や原価計算など細部まで正確性が求められる。 |
| コミュニケーション力 | 著者や取引先との折衝、社内調整で高いコミュニケーション力が求められる。 |
| 創造性・アイデア発想力 | 読者を引きつける新しい企画を生み出す創造力が必須。 |
| 主体性・リーダーシップ | 新規企画を自ら提案・推進する主体性が求められる。 |
| 計画・組織能力 | 複数の工程を同時に管理し企画を形にする能力が必要。 |
| ストレス耐性 | 期日や予算のプレッシャーに対応する耐性が求められる。 |
| 協調性・チームワーク | 多部署と連携し企画を進行するため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主にデスクワークのため。 |
関連資格
- 出版検定
別名
- ブックプランナー
- 出版企画者
関連職業
- 出版プロデューサー
- 校正者
- 編集者