大学理事（私立大学）
だいがくりじ
業界・職種
分類
- 大分類 : 管理的職業
- 中分類 : 法人・団体役員
- 小分類 : その他の法人・団体役員
概要
私立大学の理事は、大学法人の経営・運営に関する重要事項を決定し、学校法人のガバナンス向上を図る役職です。
詳細説明
私立大学の大学理事は、学校法人の経営・運営に関する意思決定を行う最高責任者のひとりです。理事会において学長や他の経営幹部と協議し、中長期的な経営計画の策定、予算承認、組織体制の整備、外部ステークホルダーとの連携戦略などを担当します。また、教育・研究活動の質向上や法令遵守の徹底を図り、大学のブランド価値向上や持続的発展に寄与します。
将来性
少子化に伴う大学運営の厳しさから、経営改革やガバナンス強化の重要性が増すため、大学理事には経営手腕や外部ネットワーク構築能力が一層求められます。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
大学教員（教授） → 学部長・研究科長 → 副学長・理事 → 理事
必須スキル
推奨スキル
ステークホルダー管理 / ファシリテーション / 外部ネットワーク構築 / 英語（国際会議対応）
適性（得意であることが望ましい）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 経営データや政策を論理的に分析し意思決定を行うため。 |
| コミュニケーション力 | 多様な利害関係者と調整し合意形成を図るため。 |
| 主体性・リーダーシップ | 大学改革の推進や新規企画の提案に必要。 |
| 計画・組織能力 | 中長期的な経営計画の立案や組織運営に必須。 |
| ストレス耐性 | 高い責任とプレッシャー下でも冷静に対処する必要があるため。 |
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主に会議やデスクワーク中心で体力的負荷は比較的低い。 |
関連職業
- 大学理事長
- 大学評議員
- 学校法人理事