通信指令員(警察本部)
つうしんしれいいん
業界・職種
分類
概要
警察本部において無線や専用端末を用い、警察車両や警察官への指令・連絡を行い、緊急事案の対応を統括する職種。
詳細説明
通信指令員は、警察無線や電話、コンピュータ支援指令(CAD)システムを操作し、110番通報や各種情報をもとに警察官や車両への指令を行う。一連の通信・連絡を迅速かつ正確に実施し、緊急事案の現場対応を統括する。24時間体制のシフト勤務で、迅速な判断力と高いストレス耐性が求められる。
将来性
デジタル通信・AI導入による業務効率化が進む一方で、高度なシステム運用能力と判断力が一層重要となる。人手不足を背景に安定した需要が見込まれる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
通信指令員(現場) → 上級通信指令員 → 指令課主任 → 課長補佐 → 警察本部管理職
必須スキル
推奨スキル
ストレスマネジメント / 危機管理知識 / 心理的対応 / 救急医療基礎知識
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 変化への適応力 | 緊急事案の状況変化に迅速対応が求められるため。 |
| 分析・論理的思考力 | 情報を迅速に分析し適切な指令を行うため。 |
| 注意力・正確性 | 細かな情報の見落としが指令ミスにつながるため。 |
| コミュニケーション力 | 正確かつ明確な情報伝達が求められるため。 |
| ストレス耐性 | 高圧的な緊急対応環境で冷静さが必要なため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 定型手順に基づく業務が中心で自由な発想は少ない。 |
| 体力・持続力 | 主に座席勤務で重労働は少ない。 |
関連資格
- 危機管理士
- 第二級陸上特殊無線技士
別名
- 無線通信指令員
- 警察通信指令員
関連職業
- 消防指令員
- 看守
- 警察官