肢体不自由児施設保育士
したいふじゆうじしせつほいくし
業界・職種
分類
概要
身体に障害のある児童に対し、日常生活や発達支援を行う保育士。
詳細説明
肢体不自由児施設保育士は、身体に障害のある児童の発育や日常生活を支援する専門職です。ケアプランに基づき、食事や排せつ、移動といった身体介助を行いながら、言葉や遊びを通じた発達支援を実施します。リハビリテーション担当者や看護師、家族と連携し、子どもの健康管理や緊急時対応、機器の管理も担います。また、個別の保育計画を作成・実践し、進捗を記録・評価するほか、保護者への相談支援や心理的サポートも行います。子どもの成長と自立を支えるため、安全で温かな環境づくりが求められます。
将来性
超高齢化社会や共生社会の推進に伴い、障害児支援のニーズは増加傾向にあり、専門性を持つ施設保育士の需要は高まると予想される。
性格特性
忍耐力がある / 思いやりがある / 臨機応変に対応できる / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
保育士(一般) → 肢体不自由児施設主任保育士 → 施設長補佐 → 施設長 → 児童福祉支援専門員
必須スキル
コミュニケーションスキル / 保育計画作成 / 健康衛生管理 / 発達支援技術 / 身体介助技術
推奨スキル
コミュニケーション支援技術 / チーム連携力 / リハビリテーション知識 / 家族支援スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 変化への適応力 | 子どもの状態や環境の変化に柔軟に対応する必要がある。 |
| 注意力・正確性 | 健康状態や機器管理など細部に注意を払う必要がある。 |
| コミュニケーション力 | 言語や非言語を含む多様な方法で子どもや家族と意思疎通する必要がある。 |
| 体力・持続力 | 移動介助や抱えるなど体力を要する業務が多い。 |
| 計画・組織能力 | 個々の発達段階に合わせた保育計画を立案・実行するため。 |
| ストレス耐性 | 緊急対応や身体的負担のある場面で冷静に対応する必要がある。 |
| 協調性・チームワーク | リハビリ担当や看護師など多職種と連携して支援を行うため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 数理・定量分析力 | 数理的作業は少なく、記録は主に記述式が中心。 |
関連資格
- 保育士
- 普通救命講習修了
別名
- 身体障害児施設保育士
- 障害児施設保育士
関連職業
- 保育士
- 特別支援学校教諭
- 障害児指導員