パースデザイナー
ぱーすでざいなー
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 生産関連の職業(塗装・製図を含む)
- 小分類 : 画工、看板制作工
概要
建築やインテリア、製品などの完成予想図やイメージ図を透視図法(パース)で描き、クライアントや関係者にビジュアル提案する専門職。
詳細説明
パースデザイナーは、設計図面やスケッチをもとに視点や光源、質感を考慮しながら透視図法を用いて空間や製品のイメージを可視化する職種です。手描きによる伝統的な手法と、SketchUpや3ds Max、Blenderなどの3DCGソフトを組み合わせ、PhotoshopやIllustratorで仕上げることが多いです。不動産・建築事務所、設計事務所、広告制作会社、CGプロダクションなどで、プレゼンテーション資料や販促用ビジュアルを制作します。近年はリアルタイムレンダリングやVR/ARを用いたインタラクティブな表現も増えています。
将来性
建築・不動産業界におけるビジュアルコミュニケーション需要が増加。3DCG技術やVR/ARを活用したインタラクティブなプレゼン手法が進み、専門ツールやクラウド連携に対応できる人材が求められる。
性格特性
労働スタイル
インハウスデザイナー / フリーランス / フルリモート / 受託制作 / 自社勤務
キャリアパス
アシスタントパースデザイナー → パースデザイナー → シニアパースデザイナー → アートディレクター → CGディレクター
必須スキル
3Dモデリングソフト操作 / 手描きパース / 画像編集ソフト / 透視図法
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 遠近法や質感の表現で精緻さが必要なため。 |
| 創造性・アイデア発想力 | アイデアやデザイン性が求められるため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主にデスクワーク中心で体力的負荷は少ない。 |
関連資格
- CAD利用技術者試験
- 建築CAD検定
- 色彩検定
別名
- CGパースデザイナー
- パース制作者
- パース描き
関連職業
- 3DCGデザイナー
- CGアーティスト
- インテリアデザイナー
- 建築パースモデラー