屋外通信線架線作業員
おくがいつうしんせんかせんさぎょういん
業界・職種
分類
- 大分類 : 建設・土木・電気工事の職業
- 中分類 : 電気・通信工事の職業
- 小分類 : 通信線架線・敷設作業員
概要
電柱や建物外壁等に通信ケーブルを架設・敷設し、点検・保守・修理を行う専門作業職。
詳細説明
屋外通信線架線作業員は、電柱や架空線路に通信ケーブルを取り付け、張力調整や接続作業を行い、通信ネットワークを構築・維持する職種です。高所作業車や安全帯を使用して作業し、損傷や断線の点検、修理、ケーブル交換を実施します。設計図や線路図を読み、適切なルートを選定し、工事計画に基づいて効率的かつ安全に施工を進めます。緊急障害対応や気象条件への対応も求められます。
将来性
FTTHや5G基地局整備の拡大で需要は安定的に推移。自動化機器やロボット導入が進む中、光ファイバー融着技術やネットワーク全体の知識を持つ人材がより求められる。
性格特性
体力がある / 協調性がある / 忍耐力がある / 慎重で注意深い / 迅速な状況判断ができる
労働スタイル
キャリアパス
見習い作業員 → 一人前作業員 → チームリーダー → 班長 → 工事管理者
必須スキル
ケーブル張力調整 / 光ファイバー融着接続 / 安全規則遵守 / 電気・通信設備の基礎知識 / 高所作業車操作
推奨スキル
GPS測位 / ネットワーク基礎知識 / 工具メンテナンス / 線路図面の読図
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 標準的な施工手順に従うため創造性の発揮は少ない。 |
| 数理・定量分析力 | 複雑な計算は少なく、軽微な測定が中心。 |
関連資格
- 第一種電気工事士
- 第二種電気工事士
- 高所作業車運転技能講習
別名
- 通信線敷設作業員
- 通信線架線工
関連職業
- ケーブルテレビ工事作業員
- 光ファイバー工事技術者
- 電気工事士