のり採取作業者(養殖業)

のりさいしゅさぎょうしゃ

業界・職種

農林水産・環境

分類

概要

海苔養殖場でロープや網に付着した海苔を摘み取り、乾燥・加工工程へつなげる漁業従事者。

詳細説明

のり採取作業者(養殖業)は、沿岸の海苔養殖場でロープや網に付着して成長した海苔を収穫する職種です。主に冬季から春先にかけて潮位や天候に合わせて小型船で養殖場へ移動し、手作業や採取機械で海苔を摘み取ります。収穫した海苔は乾燥場へ運搬され、選別・洗浄を経て製品化されます。また、網の設置・点検・補修や育成管理、品質向上、安全衛生管理にも携わります。後継者不足や気候変動といった課題に直面しています。

将来性

国内の海苔消費は安定しており、輸出需要の拡大も期待される一方、後継者不足や気候変動による生産リスクが課題となっている。

性格特性

体力がある / 協調性がある / 忍耐力がある / 自然環境に対する関心がある / 責任感が強い

労働スタイル

季節 / 屋外作業 / 早朝 / 長時間労働

キャリアパス

海苔養殖作業員(ジュニア) → 海苔養殖管理者 → 漁業法人社員 → 漁業協同組合職員 → 独立・漁業経営者

必須スキル

ロープワーク / 小型船舶操縦 / 気象潮汐の基礎知識

推奨スキル

安全衛生管理 / 機械設備メンテナンス / 海藻の生育管理知識

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
変化への適応力 天候や潮位の変化に応じて作業計画を調整する必要があるため。
体力・持続力 長時間の海上作業や重労働に耐える体力が必要なため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 定型作業が中心でアイデア発想力はあまり求められないため。
数理・定量分析力 数理・定量分析はほとんど必要としないため。

関連資格

  • 小型船舶操縦士

別名

  • のり摘み作業者
  • 海苔摘採作業者

関連職業

  • わかめ採取作業者
  • 海藻養殖作業員
  • 漁師
  • 牡蠣養殖作業者

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