金属塗装工（見習）
きんぞくとそうこうこう（みならい）
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 生産関連の職業（塗装・製図を含む）
- 小分類 : 塗装工（建物を除く）
概要
金属製品の表面に塗料を塗布し、防錆や意匠性を付与する職種。見習は先輩の指導のもと、下地処理や塗装補助から技術を習得する。
詳細説明
金属塗装工（見習）は、自動車部品や機械部品などの金属製品に対し、研磨やサンドブラストによる下地処理、マスキング、プライマー塗布、上塗り、仕上げ研磨といった塗装工程を補助しながら基礎技術を習得します。作業に伴う有機溶剤の取り扱いや粉塵対策など、安全衛生管理の知識も重要です。作業を通じて塗装技能士の資格取得を目指し、段階的に専門技術を深めていきます。
将来性
自動車産業や機械製造業で安定的な需要がある一方、ロボット化や自動化の進展により、より高度な塗装技能の習得と技術伝承が重要になると予想される。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
金属塗装工（見習） → 金属塗装工 → 塗装技能士（2級） → 塗装技能士（1級） → 塗装技術者 → 品質管理担当
必須スキル
スプレーガン操作 / マスキング技術 / 下地処理 / 塗料調合 / 安全衛生管理（保護具の使用）
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 塗りむらや塗料の飛散・ホコリ混入を防ぐため高い精度が必要。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 塗装材料や工程が多岐にわたり、継続的な学習が必須。 |
| 体力・持続力 | 長時間の立ち作業や重量物の取り扱いがあるため体力が求められる。 |
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 計画・組織能力 | 作業指示に従い動く職種で、自ら計画を立てる機会は少ない。 |
関連資格
- 危険物取扱者乙種第4類
- 塗装技能士（2級）
- 有機溶剤作業主任者
別名
- 塗装工見習い
関連職業
- 粉体塗装工
- 自動車塗装工
- 金属塗装工