金属建具据付工

きんぞくたてぐすえつけこう

業界・職種

建築・土木・設備

分類

概要

金属製のドアや窓枠、サッシなどの建具を現場で加⼯・組立て・取り付け・調整する職⼈技術者。

詳細説明

金属建具据付工は、建築現場でサッシ・アルミ製ドア・窓枠などの金属建具を取り扱う職種です。まず図面や納まり図を読み取り、現場の開口部の採寸を行います。現場で金属製部材を切断・加工・組立し、アンカー・ボルトで固定。水平・垂直を調整してスムーズな開閉を実現し、防水シーリングやコーキングを施して完成させます。屋内外のさまざまな環境下で作業し、品質管理や安全管理にも注意が必要です。

将来性

建築の省エネ化や高機能化、リフォーム需要の増加により安定した需要が見込まれる。高齢化による技術継承の課題があるため、若手の育成が求められる。

性格特性

几帳面である / 協調性がある / 慎重である / 責任感が強い

労働スタイル

チーム作業 / 屋内外作業 / 現場作業

キャリアパス

見習い → 職人(据付工) → 主任・班長 → 施工管理技士 → 内装工事会社の監督

必須スキル

アンカー施工 / ドリル操作 / 水平垂直調整 / 測量 / 金属切断成形技術

推奨スキル

2DCAD操作 / シーリングコーキング施工 / 建築図面読図 / 溶接基礎知識

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 寸法や水平・垂直の精度が仕上がりに直結するため。
体力・持続力 重い部材の運搬や長時間の立ち作業、屋外作業に体力が必要。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 主に設計図に基づく作業が中心で、独創性は比較的少ない。

関連資格

  • 内装仕上げ施工技能士

関連職業

  • サッシ工
  • 内装仕上げ工
  • 建具工

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