機械警備巡視員
きかいけいびじゅんしいん
業界・職種
分類
概要
遠隔監視システムと連携し、施設内外を定期的に巡回・点検し、不審箇所や設備の異常に対応する警備職。
詳細説明
機械警備巡視員は、ビルや施設に設置されたセンサーや監視カメラなどの機械警備システムを遠隔監視センターで監視しながら、定期的に現地を巡回して設備の正常稼働を確認する。巡回中に異常や不審者・不審物を発見した場合は、迅速に報告・対応し、必要に応じて関係機関へ通報を行う。また、警備設備の誤作動点検や鍵施錠状況の確認、巡回報告書の作成なども担い、夜間や早朝の単独巡回業務が多い。緊急走行や初期対応の判断力、迅速な行動力が求められる。
将来性
AIやIoTを活用した遠隔監視技術の進展と防犯意識の高まりにより需要は安定的に増加。高度化する機械警備システムの運用人材は今後も必要とされる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
機械警備巡視員 → セキュリティオペレーター → 機械警備業務管理者 → 警備員指導教育責任者 → エリアマネージャー → セキュリティコンサルタント
必須スキル
推奨スキル
AED応急手当 / 安全衛生教育 / 法規制・安全性管理知識 / 簡易的な設備点検 / 防災センター運用
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 主に定められた手順に沿って行動するため創造性は低い。 |
| 数理・定量分析力 | 高度な数理分析は不要。 |
関連資格
- 警備員指導教育責任者
- 警備員検定(機械警備業務)
関連職業
- セキュリティオペレーター
- 交通誘導警備員
- 常駐警備員