ソフトウェア開発技術者（汎用機器系）

そふとうぇあかいはつぎじゅつしゃ（はんようききけい）

業界・職種

IT・ソフトウェア・通信

分類

概要

汎用機（メインフレーム）上で動作する業務システムの設計・開発・運用を行う技術職。

詳細説明

ソフトウェア開発技術者（汎用機器系）は、メインフレーム上で動作する基幹業務システムの要件定義、基本設計・詳細設計、COBOLやPL/Iによるプログラミング、JCLを用いたバッチジョブ開発、CICSを利用したオンライン処理の構築、テスト、運用、障害対応、パフォーマンスチューニングなどを担当します。金融・保険・製造・公共など幅広い分野のレガシーシステム維持・改修や、オープン系システムへの移行プロジェクトにも携わります。

将来性

基幹系システムのレガシー維持需要は安定しているが、DXやクラウド移行の流れでオープン系スキルの習得が求められる。

性格特性

忍耐力がある / 慎重で正確である / 論理的思考が得意

労働スタイル

オンサイト保全 / 受託開発 / 社内SE / 社内開発

キャリアパス

プログラマ（ジュニア） → システムエンジニア（汎用機系） → テクニカルリード → プロジェクトマネージャ → ITマネージャ

必須スキル

COBOLプログラミング / JCL操作 / ミドルウェア操作 / メインフレームOS操作

推奨スキル

クラウドプラットフォーム / 英語ドキュメント読解

適性（得意であることが望ましい）

項目 説明
分析・論理的思考力 業務要件をシステム処理に論理的に落とし込む力が必要。
注意力・正確性 小さなミスが業務停止など重大インシデントに直結するため。
専門知識習得・学習意欲 レガシー技術や新技術を継続的に習得する必要がある。
問題解決力 複雑なトランザクション処理や障害対応で課題解決力が求められる。

適性（苦手でも可）

項目 説明
体力・持続力 主にデスクワークで体力的負荷は低い。

関連資格

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験

別名

  • メインフレームエンジニア
  • メインフレームプログラマ
  • 汎用機プログラマ

関連職業

  • インフラエンジニア
  • システムエンジニア（汎用機系）
  • データベースエンジニア

タグ

COBOL トランザクション処理 バッチ処理 メインフレーム 汎用工作機械

キーワード

CICS JCL PLI zOS オンライン処理 コボル ディービー2 バッチジョブ