マシニングセンタプログラマー
ましにんぐせんたぷろぐらまー
業界・職種
分類
- 大分類 : 研究・技術の職業
- 中分類 : 情報処理・通信技術者(ソフトウェア開発)
- 小分類 : プログラマー
概要
加工図面を基にCAMソフトでNCプログラムを作成し、マシニングセンタでの切削加工を最適化・効率化する技術職。
詳細説明
マシニングセンタプログラマーは、機械加工用のCAMソフトを使い、図面情報からGコードやMコードによるNCプログラムを作成します。工具選定や切削条件設定を行い、シミュレーションで衝突や干渉を確認。現場の工作機械で試運転・微調整を繰り返し、品質と生産効率を両立させる役割です。生産技術や品質保証部門、機械オペレーターと連携しながら、素材特性や工程管理の知見も活用します。最新の5軸加工や自動化技術への対応、IoT/スマートファクトリー化の知識習得も重要です。
将来性
スマートファクトリー化や5軸加工、AI支援CAMの普及により高度プログラミング技術の需要が増加。IoT連携や自動化システムに対応できる人材が高く評価される。
性格特性
几帳面である / 好奇心や探究心がある / 論理的思考が得意 / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
ジュニアNCプログラマー → シニアNCプログラマー → 生産技術エンジニア → プロセスエンジニア → 製造部門リーダー
必須スキル
CAD/CAMソフト操作 / Gコード・Mコード知識 / NCプログラミング / 図面読解力 / 工具選定と切削条件設定
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 図面情報を工具経路に落とし込む論理的思考が必須。 |
| 注意力・正確性 | 微細なプログラムミスが製品品質に直結するため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 新素材や最新加工技術、CAMソフトの更新に継続的に対応する必要がある。 |
| 数理・定量分析力 | 切削条件計算や座標設定など数値計算能力が求められる。 |
| 問題解決力 | 干渉や加工不具合の原因を迅速に特定・解決する必要がある。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主にデスクワークで重労働は少ない。 |
関連資格
- CAD利用技術者試験
- 技能検定(機械加工)
- 機械保全技能士
別名
- CAMオペレーター
- CNCプログラマー
- NCプログラマー
関連職業
- CAMエンジニア
- NCオペレーター
- 工作機械プログラマー
- 機械加工技術者