ライフガード
らいふがーど
業界・職種
分類
概要
水泳プールや海水浴場などで利用者の安全を監視し、溺水や怪我などの緊急時に迅速に対応・救助活動を行う職業。
詳細説明
ライフガードはプールや海水浴場、ウォーターパークなど水辺の施設で監視業務を行い、溺水や事故、けがなどの緊急事態に対して迅速な救助活動と応急手当を実施します。救命浮環やボード、無線機などの装備を操作し、定期的な巡視や施設内の安全点検、利用者への注意喚起も担当します。また事故防止のための安全教育や危険予知活動(KYT)を行い、チームで連携しながら利用者の安全を確保します。
将来性
観光やレジャー産業の拡大に伴い需要は安定的に推移。安全対策意識の高まりで専門資格保持者の価値が上昇。気候変動による海水浴場の増減や新たなレジャー施設での需要も見込まれる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
ジュニアライフガード → シニアライフガード → 監視チームリーダー → ライフガードインストラクター → ビーチマネージャー/施設管理者
必須スキル
AED操作 / 心肺蘇生 / 応急手当 / 救助用具の取り扱い / 泳力 / 無線機操作・連絡調整
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 遠方まで目を配り、些細な異変も見逃さない注意力が必要。 |
| 体力・持続力 | 長時間の監視や水中での救助活動に耐える体力が必要。 |
| 問題解決力 | 緊急時に迅速かつ的確に状況判断し対応する必要があるため。 |
| ストレス耐性 | 緊急事態に遭遇する可能性があり、冷静さを保つ必要があるため。 |
| 協調性・チームワーク | 多数の救助員と連携して行動し、安全を確保するため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 定型的な手順に従い、創造的発想はそれほど求められないため。 |
| 数理・定量分析力 | 数値解析や計算を必要としないため。 |
関連資格
- プール監視員検定
- 日本ライフセービング協会認定ライフガード資格
- 普通救命講習修了証
別名
- プール監視員
- 救助監視員
- 海水浴場監視員
関連職業
- ダイビングインストラクター
- 救急救命士
- 消防士
- 警備員