レンズ切断工（ガラス製品製造）
れんずせつだんこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品製造・加工処理工（金属製品・食料品等を除く）
- 小分類 : 窯業・土石製品製造工
概要
ガラス原板をレンズ形状や規定寸法に沿って切断し、後工程での研磨や成形ができる状態に仕上げる製造作業。
詳細説明
レンズ切断工は、カメラ用や光学機器用のガラスレンズ原板を、図面や工程仕様に基づいて切断機（ダイヤモンドホイール切断機など）で加工する職種です。作業は切断条件の設定、ホイールの取り付け・調整、切断中のクーラント管理や切り屑除去、安全監視を含みます。切断後はノギスやマイクロメーターで寸法を測定し、品質要件に適合しない場合は再加工や調整を行います。高精度を求められるため注意力と技術習得が重要で、機械保全や品質管理業務にキャリアを広げることもあります。
将来性
高精度光学製品の需要拡大に伴い安定した需要が見込まれる一方、自動化・レーザー切断技術の導入が進み、機械操作・メンテナンススキルの高度化が求められる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
レンズ切断作業者 → チームリーダー → 生産技術担当 → 品質管理担当 → ライン管理者
必須スキル
ダイヤモンドホイール取付調整 / 図面読図 / 機械操作 / 測定機器操作（ノギス・マイクロメーター）
推奨スキル
QC七つ道具 / クレーン玉掛け作業 / フォークリフト運転 / 機械保全メンテナンス
適性（得意であることが望ましい）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 寸法公差への適合が品質に直結するため。 |
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 定型的作業が多く独自のアイデア発想は少ないため。 |
関連資格
- ガラス製品製造技能士
- フォークリフト運転技能者
- 玉掛け技能者
別名
- ガラスレンズ切断工
- レンズ切断作業者
関連職業
- ガラス加工工
- ガラス製品組立工
- 成形工
- 研磨工